ラジオに取り上げられました！　全文音声文字起こし

本サイトにお越し頂きありがとうございます！

このサイトでは、私自身が心停止となった経験をお伝えしたり、救命法の普及活動について発信をしております。

今回は、私の経験をラジオで取り上げて頂いたので、ご紹介をさせて頂きます。

事前に、構成作家さんと私がお会いし、私の体験をお話しました。
その内容を元に構成作家さんが文章を作成し、
大竹まことさんが読み上げるというものでした。

2020年2月14日　文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」内「大竹発見伝～ザ・ゴールデンヒストリー」

日々、黄金の歴史あり
ザ・ゴールデンヒストリー

今週は「一度は死んだ」というテーマでお送りしています

2018年10月23日
小山立人（おやまたつと）さんは　病院で目を覚ましました

名前はわかりますか？
住所は？

「この看護師さん、なんでこんなことを聞いてくるんだろう」

後から病室にやってきた妻は、小山さんの顔を見るなり、号泣しました

小山さんは、マラソンの大会中に倒れ、
3日間、意識を失っていたのです

当時33歳
ダイエットのために、ランニングを始めました

大会の3ヶ月前から、毎週末、必ず10キロは走っていました
当日も少し体がだるいくらいで、体調はいつも通りだったと言います

朝、駅前のコンビニでおにぎりを買った

そこからあの日の記憶は、一切ないそうです

小山さんは15 km 地点で倒れました。

AEDを持ってきてください！

同じレースに参加していたランナーに、
救命処置をうけ救急病院に運ばれます

そのランナーは偶然にも、現役の医者だったのです
その人がいなければ小山さんは死んでいたといいます

原因は先天的な血管の異常
自分の体に問題があるとは、知りませんでした

手術は成功し、小山さんは退院　職場にも復帰します

しかしまだ痛みが残っていたため 勤務時間を短くしてもらいました

周りに迷惑をかけていることが、だんだんストレスになっていきます

仕事を　辞めたい
しかし、小山さんには妻と子供がいました

どちらかというと、堅実な道ばかりを選んできた人生です
大学を卒業してからはずっと、営業の仕事をしていました

「いつか、自分で会社をやってみたい」
でも、勇気は出ませんでした

「事業を立ち上げても、うまくいかないかもしれない」


「家族を養えなくなる可能性もある」

結局、何かと理由をつけては諦めて、営業の仕事を続けていました

小山さんは、入院中、自分を救ってくれたAEDに興味を持ち始めます

痙攣し血液を流せなくなった心臓に電気ショックを与え、
正常なリズムに戻すための医療機器です

調べてみると、1日に約200人が心臓突然死で亡くなっていることを知りました

調べれば調べるほど 自分が助かったのは、奇跡だったということもわかってきます

「AED の使い方をもっと知ってもらえたら、助かる人が増えるかもしれない」

小山さんは去年の7月、勤め先を退社
12月にAEDの講習会を行う事業を立ち上げました

まだ仕事は軌道に乗っていません
3歳の息子もいます
これからどうなるか全く分かりません

それでも、後悔していないと言います


「怖いけど、死ぬわけじゃない」

小山さんは少し大胆になった自分に驚いています

曲：Superfly　「Wildflower」

お詫びと訂正

ラジオ内で、私に応急手当をしてくださった方を「医者」と読み上げてもらいました。
間違いではないのですが、実はもう一名、看護師の方が胸骨圧迫を交代でして頂いていたようです。

また、その2名の方以外にも、交通整理をしていただいた方やAEDを持ってきてくれた方、
救急隊員、救急病院の医師、看護師の皆様のお陰で命がつながりました。

本当にありがとうございます。

私の説明不足によるものでしたので、ここでお詫びと訂正をさせてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
インタビュー記事とはまた違った角度からとらえて頂きました。
心肺蘇生法を学ぶことの大切さをご理解頂ければ幸いです。

救命講習は、自分の為ではなく
「大切な人の為」に受講することになります。

アドライフでは、受講者の皆様の職業や状況などに合わせて救命講習を組み立てます。
時間や場所もご相談の上決めるスタイルをとっていますので、

まずはお問合せください。